In 府中との絆 // 2015.03.30 // 山本 // Read More
昔から多摩地域では小麦の生産が盛んで、良質の小麦粉を使って多摩地域ではうどんが多く食べられ、各家庭でもうどんを打つ習慣があったそうです。
多摩地域の郷土料理であったこのうどんは後日、「武蔵野うどん」とよばれ、府中でも現在、何店舗かで食べることができます。
私は事務所のそばのお店で食べることが多いのですが、普通のうどんより太く、茶色いのが特徴ですね。
最近は、豚バラの入った「肉汁うどん」が定番になってきているようです。
武蔵野台地では江戸時代ではうどんはハレの日の行事食でもあり、旧家では現在でも冠婚葬祭などの祝い事、親戚集まりには「細く長く良い事が続くように」という意味を込めてうどんを出す事が多いそうです。
私たちは毎日でも食べられるようになりましたが、武蔵野うどんにあやかって細く長く良い事が続いて欲しいものですね。