In 府中との絆 // 2015.05.25 // 山本 //
先日、お客様の所へお邪魔する時にふと気がつくと、西府駅のすぐ横にこんもりと丘があって桜の木が涼しげでした。
丘の上にはなにやら塚があるようですが、近くで何回か通っているはずなのに今まで気づきませんでした。
桜の時期にはきれいだろうなと思って近づくと・・・。
なんと、ここは古墳でした。
説明によれば、ここは御岳塚と呼ばれもともとは古墳(円墳)で、古墳時代後期の6~7世紀に築かれたもので西府駅周辺でも13基もの古墳が確認されており、御岳塚からは太刀や埴輪が出土されているそうです。
地中で発見された古墳や、現存する塚は分倍河原から西府の崖にそってたくさん点在しており、その中でも史跡になっているものがこの周辺では3ヶ所あります。
市の史跡としては、この御岳塚と分倍河原駅近くの高倉塚古墳、西府駅から北の方には国史跡の武蔵府中熊野神社古墳があります。
今度は、高倉塚古墳、熊野神社古墳をご紹介したいと思います。