In 府中との絆 // 2015.07.17 // 山本 // Read More
分倍河原の駐在所に向けて旧甲州街道から坂を下っていく途中にこんな看板を目にしました。
右手側の住宅の陰からいきなりこんもりとした丘が姿を現しました。
ここは前回、「府中には古墳があるのを知っていますか?」で予告した府中市指定文化財の高倉塚古墳です。
府中崖線(ハケ)の斜面に広がるこの辺りには確認されている古墳が25基あり、これらは高倉塚古墳群と呼ばれているそうです。
この高倉塚古墳は古墳群の中心に位置し、象徴的な存在として信仰の対象として保存されてきたようです。
ここからは6世紀前半の土師器坏や、周辺からも土器・直刀・鉄鏃・玉類が出土し、中でも昭和初期に出土した銀像嵌太刀(ぎんぞうがんたち)等の太刀5振は市の文化財に指定されています。
最後は武蔵府中熊野神社古墳をご紹介します。