先日、都内のホテルに行く機会がありまして、
食後の運動にと、ホテルの日本庭園を散策しました。
この土地は、江戸時代初期には、加藤清正の下屋敷があり、
幕末まで井伊家の中屋敷として使用されたそうです。
その後、伏見宮別邸になり、戦後、外国人の手に渡ろうとしたのを
こちらのホテルの創業者が買い取って自邸として、荒れた庭を改修しました。
そして、1964年、政府の依頼に応じて、当ホテルを建設。
まさに前回の東京オリンピックのためです。
こうして、日本庭園は、都内にありながら、江戸時代の風情も残しています。
そんな庭の中にある池では、見事な錦鯉が熱い最中、涼しそうに泳いでいました。