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「昭和の思い出」14番目の月

In 府中との絆 // 2016.11.18 // //

「14番目の月」は昭和51年(1976年)11月20日にユーミンの4枚目のオリジナルアルバムとして出されたアルバムと収録曲のタイトルです。

小学生当時から兄弟や親の影響でユーミンを聴いていました。

このアルバムの中で有名なのはこのタイトルにもなっている「14番目の月」「中央フリーウェイ」でしょう。

「中央フリーウェイ」は歌詞の中に「右に見える競馬場、左はビール工場」という一節があります。

その当時は歌詞の意味が良くわかりませんでしたが、まさか十数年後に自分がその歌詞に歌われた府中の地で競馬場と中央フリーウエィとビール工場が見える場所で仕事をしていて、歌詞の光景を目の当たりにすることになるとは想像もつきませんでした。

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そして「14番目の月」を聴くと思い出すのは、藤原道長の歌「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」(「この世は 自分(道長)のためにあるようなものだ 望月(満月)のように 何も足りないものはない」という意味)。

明日が満月という情報を聞くたびに「次の夜から欠ける満月より、14番目の月が一番好き・・・」という「14番目の月」の歌詞を思い出すと、満月は翌日から欠けてしまうものだなぁ、わが世の春を謳歌していたものもやがては衰退していくものだなぁというものの憐れを感じます。

成長し続けて行くには、ずっと少し足りない「14番目の月」であり続けることが大切なのかもしれませんね。

2016年11月14日(月)には68年ぶりにお月様が一番大きく見える「ウルトラスーパームーン」が見えるそうで、4月に見えた最小の月と比較すると面積で30%増しに大きく見えるそうです。

見ることができるとラッキーなのですが、期待の「ウルトラスーパームーン」は残念ながら今回は雨で見られませんでした。

でも、13日(日)には次の夜から欠ける「ウルトラスーパームーン」よりも一歩手前の「14番目の月」を楽しむことが出来てラッキーでしたよ。

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