知ってるお店を通り過ぎようとして、中にいる人と目が合った。
手招きされて、カウンターの隣に座ったところ、
「かき氷を始めました。」という店主の言葉に、
「半分くらいなら食べられるけど…」と私。
「ハーフが出来ますよ。」と言われて定番のイチゴを注文。
何せ、昭和のかき氷はじゃりじゃりで頭がキーンとしてしまい、
最後に溶けてしまってシロップジュースになるくらいの方が
いいくらいと思っていたほどで、得意ではなかったのです。
子どもだった私は、カップアイスを当時木のへらみたいなスプーンで丁寧にかき混ぜて
トロトロにして食べるのがお気に入りだったくらい
じゃりじゃりのかき氷より滑らかなソフトクリームの方が好きでした。
ところが、出てきたかき氷は見た目にはちっとも分からなかったのですが、
ひとくち口に入れてびっくり!ふわっと、口の中で溶けていきます。
かき氷が得意でない私には、最近のかき氷ブームが理解できなかったのですが、
今回の体験で、よ~く分かりました。
これなら、ハーフでなくてもよかったと思った次第です。